品名 | くるみ |
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主産地 | 米国 カリフォルニア州 |
収穫 | 9月~10月 収穫期をむかえます。 |
加工処理 | 農業主等によって集荷→区分→洗浄→乾燥→燻蒸→選別 |
効能 |
① 美肌効果 ② 肥満予防 ③ 脳の活性化 ④ 生活習慣病予防 |
由来 |
ペルシアグルミは、イスラエルのソロモン大王の時代、オリエントでは、高貴な樹として栽培されていたと言う。その後ヨーロッパに伝わり古代ギリシア・ローマ時代には、栽培が盛んで豊穣のシンボルとなった。 中国には四世紀頃ペルシアから、中央アジアを経て伝わり、胡(外国)から渡来したという意味で胡桃と呼ばれるようになった。 朝鮮半島へも伝わり日本には、ペルシアグルミ系の品種が、江戸時代中頃中国或いは、朝鮮半島から渡来したと言われている。 豊臣秀吉の時代、朝鮮半島の出兵の時に武士が持ち帰り故郷に植えたのが初めと言う説もある。日本在来種の鬼ぐるみ、姫ぐるみ、(縄文時代から利用されていた)と区別して、唐胡桃・朝鮮胡桃と呼ばれた。 |
逸話 |
古代ローマでは「王者の木の実」と呼ばれ大切にされたと言う。中部ヨーロッパでは神聖な樹として扱われる他、多産を願って結婚式の贈り物にする。イタリアでは、花嫁にクルミを投げて祝福する風習が古くからある。 朝鮮半島では、1月15日の上元の早朝、目覚めとともにクルミや栗、松の実などを皮ごと、一口噛んで遠くになげる風習がある。プルム(歯がため)と言い、その一年腫れ物が出来ないように願うもの。 ドイツでは、イースターの前夜祭の炎で焼いたクルミの枝を、家に掛け雷避けにする風習が古くからある。 日本でもクルミの樹や実を行事の道具に使う地方がある。くるみの産地長野県や、群馬県では、1月15日に祝う小豆粥をまぜる粥掻き棒や、粥を食べる箸をくるみの木で作る。岩手県では、小正月にくるみを12個炉に並べ、その焼け具合で、一年間の各月の天候を占う習慣があった。 ヨーロッパの北国でも、新婚夫婦が聖夜にクルミを火中に投じ今後の生活を占ったり、若い男女が11月1日の万聖節にクルミを炉に投げ込んで、その爆ぜ具合で恋占いをする。 |
エネルギー | 674 kcal |
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水分 | 3.1 g |
蛋白質 | 14.6 g |
脂質 | 68.8 g |
炭水化物 | 11.7 g |
カリウム | 540 mg |
カルシウム | 85 mg |
灰分 | 1.8 g |
マグネシウム | 150 mg |
リン | 280 mg |
植物繊維 | 7.5 mg |
コレステロール | 0.0 mg |