主な内容
女性に大人気の食材が動脈硬化を予防・改善!
美の伝導師エリカ・アンギャルも証明する、驚くべき血管若返り効果とは!?
名医が認めた本当にカラダに効く食べ物。内分泌内科、循環器内科、耳鼻咽喉科など、5つの科の名医たちが健康に効果ありと太鼓判を押した身近な食べ物。東京医科大学病院 循環器内科 椎名一紀先生によれば、その食材には世界各国の研究により、いわゆる動脈硬化を予防・改善する効果が認められているという。血管を若返らせる効果があるその食材とは、女性に大人気の「くるみ」。様々なスイーツにトッピングされるのはもちろん、くるみパン、さらにくるみの一大産地、長野ではくるみおはぎやくるみ蕎麦などが名物になっている。くるみは昔から郷土料理でも使われ、日本人にも馴染みの深い食材なのだ。
そんなくるみに含まれる“ある成分”が血管を若く保つ効果をもたらすというのだが、はたして、その成分とは?
さらに今回は、芸能界きってのくるみ好きという、3人の大物女性芸能人に協力頂き、血管の状態を調べさせて頂くことに。その3人とは、女優の奈美悦子さん、和泉雅子さん、そしてミス・ユニバース世界大会を目指す日本代表候補たちの公式栄養コンサルタントを2004年から8年間務めた美の伝道師、エリカ・アンギャルさん。累計約50万部のベストセラー「世界一の美女になるダイエットシリーズ」でもお馴染みのエリカさんは、生まれ育ったオーストラリア時代から今に至るまで、実に40年近くもくるみを食べ続け、現在は1日5個ものくるみを食べているという。はたして、こうしたくるみ好きな人たちの血管はどれくらい若く保たれているのか?衝撃の結果が明らかに!!
1日7個食べたら血管はどうなる?実験で大検証!
血管の老化を予防・改善する研究が世界各国で進められているという「くるみ」。くるみに70%近く含まれる脂質は、「α-リノレン酸」という成分でできたもの。その最大の特徴は、動物の体内に入ると青魚に多く含まれる脂肪酸DHAとEPAを作り出す事です。このDHAとEPAは、血管を柔らかくする効果があると言われ、動脈硬化の治療薬にもなっているほど。この2つの成分を、魚を食べなくてもくるみが体内で生成してくれるといいます。
さらに、くるみには血管のダメージを防ぐビタミンEなどの抗酸化物質も豊富なため、食べ続ける事でα-リノレン酸と抗酸化物質の様々な働きから、血管によりよい影響をもたらすと考えられています。
九州大学の研究では、健康な男女40人が毎日一定量のくるみを一ヶ月食べた結果、動脈硬化につながる要因のひとつである悪玉コレステロール値が約10%下がったといいます。そのくるみの量とは、1日に約7個(約42g)。しかし、それを実践するにあたり、注意しなければならないのが「カロリー」。くるみはカロリーが高いため、単に普段の食事に加えてしまうとカロリーオーバーになる恐れがあるのです。そこで、家庭料理研究家 奥薗壽子さんにご協力いただき、副菜や椀物を工夫することでカロリーを抑えつつ、くるみ7個を一品で食べることのできる一週間分のくるみレシピを伝授いただきました。ここでは、『くるみ料理 7品』をご紹介します。
(ABC 朝日放送から抜粋 2014.04.22)
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