

品名 | ピスタチオ (ウルシ科 ピスタキア属) |
---|---|
主産地 | イラン国 ケルマン ・ ラフサンジャン |
収穫 | 8月末から10月にかけて、果皮がはじけはじめると、収穫期をむかえます。 手摘みで収穫されます。 |
加工処理 | 農業主等によって集荷→天日干し→選別→燻蒸→選別→殻取り→選別→パッキング→出荷 |
起源 | 中央アジアから西アジアが原産地。 人類が自然のものを採集して食物とした時代から食べていたといわれ、古代オリエント文明の新石器時代初頭の遺跡からドングリや他の野生の種実などとともにピスタチオナッツも出土している。自生のものを採集するだけでなく、紀元前2000~前1000年には中央アジアや地中海沿岸で栽培もされていたという。 その後南ヨーロッパ諸国に広がり、イギリスへは18世紀に導入され、20世紀にはアメリカのカリフォルニアへも導入された。一方、アジアへはアフガニスタンを経て北インドに伝わりフィリピンに入った。 日本には19世紀初期に渡来し、1884年(明治17)ごろ栽培が試みられたというが、気候や風土が適せず栽培はされていない。オリーブに適した気候風土がピスタチオに適してるとされ、フランス・スペイン及びイタリアのシチリア島産のものがもっとも良質だという。また、トルコ南部の乾燥砂漠地帯が栽培に適していることから生産量が非常に多く、世界一の主産地になっている。その他、アメリカのカリフォルニアやメキシコでも栽培されている。 シリア地方では野生のものもあり、結婚式にはなくてはならない種実でもあるという。 『聖書』に、罪深い女マグダラのマリアが、キリストの教えを信じるようになり、香油をキリストの足に塗って、女の命ともいうべき髪の毛をもって足をきれいに拭いたとある。この香油はピスタチオの樹脂であったとも謂われている。 |


エネルギー | 615 kcal |
---|---|
水分 | 2.2 g |
蛋白質 | 17.4 g |
脂質 | 56.1 g |
炭水化物 | 20.9 g |
灰分 | 3.4 g |
ビタミンE | 4.02mg |
カリウム | 970.0 mg |
リン | 440.0 mg |
コレステロール | 0.0 mg |